特徴
平成仮面ライダーシリーズ9作目。石ノ森章太郎生誕70周年の記念作でもある。仮面ライダーのモチーフには「吸血鬼」を採用し、随所に西洋ホラー的な要素・演出が取り入られている。
構成上の大きな特徴として挙げられるのが、紅渡(くれないわたる)を主人公にした現在=2008年と、その父である紅音也(くれないおとや)を主人公にした過去=1986年のストーリーが独立して存在し、それぞれが並行して描かれることである。過去と現在の展開がオーバーラップしたり、現代で「結果」だけ提示された事象の経緯が過去で解説されたりと、一見関係のない親子二人の物語が密接に絡み合い、過去が現在に影響を与えながらストーリーは展開していく。
スタッフ・配役
前作『仮面ライダー電王』をはじめ、多くの平成ライダーシリーズでチーフプロデューサーを務めた白倉伸一郎が、本作には不参加。代わって、白倉の下で長くサブプロデューサーを務めてきた武部直美が、連続ドラマでは初のチーフPを担当する。メインライターは、第1話からとしては『仮面ライダー555』以来5年ぶりに井上敏樹が復帰。クリーチャーデザインは、こちらも『555』以来となる篠原保が担当する。
音楽
クラシック音楽出身で、アニメや宝塚歌劇などで活躍する作曲家・斉藤恒芳を、実写ドラマでは初の劇伴音楽担当に起用。ヴァイオリンが大きなテーマを占める物語にあわせ、弦楽器をフルに使ったクラシック調のBGMが多く流れ、要所では既存のクラシックの名曲も使用される。また過去編パートでは、当時のアイドルや歌手による流行歌もBGMに用いられ、1986年当時の雰囲気を引き出すのに一役買っている。
また、前作『電王』で好評だったED(戦闘シーン挿入歌)のキャラクターソング戦術を引き継ぎ、本作でも各ライダー・フォームごとに固有のEDが使用される。それぞれのキャラクターを演じる俳優・声優によって歌い分けられた『電王』と異なり、本作では主演の瀬戸康史をヴォーカルにおいたバンド「TETRA-FANG」が結成され、全てのキャラクターソングをTETRA-FANG名義で瀬戸が歌っている。
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