2008年08月06日

仮面ライダーキバ 登場人物・現代編(2008年)

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紅渡(くれない わたる) / 仮面ライダーキバ

20歳。本作の主人公。極端に気弱な性格で、人と会話するのが苦手。普段は人付き合いを嫌って住んでいる洋館にこもり、ちょっとしたことでも傷ついて塞ぎこんでしまう。

職業はバイオリン職人で、父・音也の遺した名器「ブラッディ・ローズ」を超えるバイオリンを作るために試行錯誤を繰り返しているが、そのために不審な行動をとることも多く、近隣の住民からは「お化け太郎」と呼ばれ変人扱いされている。職人としてはバイオリニストの中で隠れた名人と呼ばれるほどの凄腕だが、人との関わりを極端に避けるため仕事そのものはほとんど静香が斡旋している。

音也のことは知らないが、母親からは「心清く誠実な人間だった」と聞かされて育ち、一時期は名護に理想の父親の姿を重ねていたが、彼の偏りすぎた正義への妄執を目の当たりにしたことにより決別。

キバへの変身能力の他、「人の心の音楽」を聞き取って居場所を突き止めるなど、時に超人的な力を見せるが、渡自身はそれが特殊な力であることを認識しておらず、戦いも「ブラッディ・ローズ」の音に従って本能的に行っているだけで、何故自分がファンガイアと戦うのかは本人も解っていない。外の世界の厳しさに晒されつつも、戦いや恵、健吾たちとの交流を通して人間的に少しずつ成長していく。


麻生恵(あそう めぐみ)

1987年12月29日生まれ(山羊座)の21歳。現代編のヒロイン。嶋をリーダーとするファンガイアハンター組織「素晴らしき青空の会」の一員であり、普段はモデルをしているが、そのお洒落なイメージとは裏腹に定食屋の定食を好んで食べている。ファンガイアスレイヤーの仕込まれたボウガン形の暗器を武器に使う。

社交的かつ勝ち気な性格で、内に篭もりがちな渡を見咎め社会に出るようしばしば叱咤する。渡に関しては「君」と呼ぶが、渡の居ない所では「渡君」と話している。彼に好意を持っているのか、彼に近づいた女性に対抗心を持つことがあった。母親・ゆりを尊敬し、ハンターとして彼女の遺志を継ごうと努力を重ねており、その思いから自分の正義の為に自分の親を平然と死に追いやった名護を快く思っていない(ただし実力は評価している)。


名護啓介(なご けいすけ) / 仮面ライダーイクサ(現代編)

22歳。「素晴らしき青空の会」のメンバーであり、ファンガイアに限らず世界中の犯罪者を追って懸賞金を稼いでいるバウンティ・ハンター。得た賞金は全額恵まれない子供たちに寄付し、そのかわりに捕まえた賞金首の衣服から必ずボタンを取って保存する。「〜なさい」と、相手を諭すような口調で喋るのが口癖。

自分が罪とみなした存在を決して許さず立ち向かう正義感の持ち主だが、その正義感は非常に偏っており、また罪の基準は非常に主観的で、どんな些細な間違いであろうと故意・過失関係なく否定する。その信念から議員であった実の父親ですら、わずかな書類上のミスを理由に、それを汚職と告発し最終的には自殺にまで追い込んだ過去があり、その際の父との衝突がボタンを収集する行動につながっている。

一見すると強く高潔な人物であるが、その実「弱い者の上に立って気持ちよくなりたいだけ」と恵に指摘されるように、非常に慇懃無礼な面があり、自分より弱いと見た者は見下しがち。他者の価値観を決して認めず、己の正義と力こそが絶対と信じ、それを崩されると極端に取り乱す悪癖があり、一時は彼を「師匠」と慕っていた渡にも決別されている。恵に好意を寄せておりしばしばアプローチをかけるが、恵が実の父親を破滅させた名護を毛嫌いすることに加え2 人の相性自体が最悪なので、ほぼ必ず衝突へと発展する。

キバが渡の変身した姿であることは知らず、更にファンガイア以上にキバに対して激しい敵愾心を燃やし抹殺しようと立ち向かう。また、キバやファンガイアを倒す為ならば手段を選ばず、時にはファンガイアと取引をしてキバをおびき寄せたり、ファンガイアを連行しようとした警察に闇討ちを仕掛けたりと、徐々に暴走に拍車が掛かっている。


野村静香(のむら しずか)

14歳。渡にバイオリンを習うため彼の住む洋館に出入りする中学生。誰に対してもはっきりと物を言うしっかり者。「渡のお母さん」を名乗り、あまりにも社交性のない渡を社会に溶け込ませようと、バイオリン職人としての仕事を斡旋するなど積極的に世話を焼いている。あまりにも渡を思いやるあまりに少々過保護な面があり、それを恵に指摘されたときには涙ぐむなど、素顔は歳相応の少女である。キバットの存在は認知しているが、キバやファンガイアのことは知らない。

実はドラムが得意という隠れた一面を持っており、渡と共々健吾のバンド「イケメンズ」に加入した時はドラマーとして健吾にも太鼓判を押されたことがある。


襟立健吾(えりたて けんご)

21歳。メジャーデビューし「音楽で人をジンジンさせる」ことを夢見るロックンローラー。関西弁で、得意料理はお好み焼き。バンド「イケメンズ」を結成しひたすら夢を追い続けていたが、その強引さに愛想を尽かした他のバンドメンバーに逃げられて困っていたところでロックに興味を持った渡と出会い、意気投合して親友になる。ちなみにパートはギタリスト(「イケメンズ」加入時には渡をベース担当にした)。

自分が良いと思ったものを何でもロックにこじつけて解釈する癖があり、キバや名護=イクサに命を救われたことで彼らを勝手に崇拝、名護に強引に弟子入りする。

考えるより先にその場の感情で動いてしまうタイプで、それにより強引かつ自己中心的な言動も多い。しかし興奮がおさまれば思慮分別をわきまえた行動が必ずでき、その実は気のいい好漢である。また音楽に賭ける情熱は渡にも引けを取らないほど強く、それ故にジャンルこそ違うが渡の腕や夢についても高い評価をしている。
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